Q&A

Q 雨漏りに悩んでいます。どこに頼めばいいでしょうか? A

お近くの組合員にご連絡ください。お問い合わせの多くは雨漏りについてですが、瓦以外が原因の場合も多く、複雑な要因が重なっているケースでは安易に瓦を交換しただけでは直りません。正確な診断が不可欠です。当組合は診断士と技術士の集合体です。安心してご相談ください。

Q 瓦数枚が割れたので業者に修理をお願いしたら全部の取り替えを勧められました。悪質業者でしょうか? A

瓦そのものより、下地が傷んでいる場合があります。ちなみに下地修理ならほとんどの瓦はそのまま使えます。瓦の寿命は約30年ほどですが、その倍長持ちするケースも珍しくありません。不安があれば当組合へご一報ください、改めて組合員を派遣致します。納得できるまで相談されてはいかがでしょう。

Q 悪質リフォーム業者の被害に遭わないために気をつけることはありますか? A

まずは当組合加盟店かどうか確認してください。悪質業者はさまざまな口実で不安をあおり、「早急な修理が必要です」と契約を急がせます。少しでも不審に思ったら、慌てず、当組合にお気軽にご相談ください。有資格者がご相談に乗ります。

Q 「ガイドライン工法」って何ですか? A

「防災工法」の一つで、建築基準法に基づき、日本全国の瓦組合で自主的に定めた、住宅の品質を確保するための施工工事基準です。主として風速と地震を科学的に分析し対策されました。 当組合では「ガイドライン工法」の講習と訓練を行っていて、この基準での施工をお勧めしています。

Q 「瓦屋根は重くて地震に弱い」って話を聞いたんですが、本当ですか? A

そんなことはありません。私たちは施工の際、耐震性や耐風性が飛躍的にアップした「ガイドライン工法」を勧めており、 科学的にも安全性が証明されています。瓦を乗せる家の土台や壁がしっかりさえしていれば、耐震性能に問題はありません。それに、最近の瓦は軽量に作られている事が多く、古い瓦を新しい瓦にする事により、軽量化、耐震化も可能です。

Q 瓦屋根の簡単なチェックポイントを教えてください。 A

軒下や天井のしみのすべてが雨漏りではありませんが、築10年以上でこれまで一度も点検・補修をしていない、軒先が部分的に垂れている、などの症状がみられたら要注意です。それ以外でも、不安な点や気になる点があれば、お近くの当組合加盟店にご相談ください。

Q 雪で瓦屋根が傷んでいないか心配です。 A

雪は棟部・平部などのズレが生じやすいので、定期的な点検をお勧めします。早い段階で異常が発見できれば、一大事になるのを防ぐこともできます。雪が解けた頃に、瓦の専門家に点検してもらいましょう。